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小さいサイズ　パンプスの選び方

小さいサイズのお客様は、商品の種類が限られていることもあって
足にあった靴をお選び頂くに悩まれること多いと思います。
そんな中でも、小さいサイズのパンプス選び、一番難しいのではないかなと思います。
パンプスは足を固定する部分が少ないので、基本的に足に合っていないと
脱げやすく、また足への負担が足の障害にも繋がりません。。
限られた商品の中から最適なパンプスを選ぶのはなかなか大変かなと思います。

そんなお客様に参考になりますよう、選ぶ際のポイントになるトピックをいくつか、まとめさせて頂きます。

サイズの選び方

小さいサイズのお客様の中には、

『自分の足には大きいサイズの靴を、踵がぱかぱかとして浮いてしまうことを仕方ないとして履いています…』

という方も多くいらっしゃると思います。

『まわりに大きいサイズの靴しか売っていないため、自分のサイズがよくわからない…』というお客様も結構いらっしゃいます。

そのためか、レディースキッドのWebShopにお越しになり、サイズが揃っていることを見られると、『どのサイズを注文したら良いのかわからない…』というお客様のご相談を受けることしばしば。

上記のように、"大きいサイズの靴を仕方なく履いている"という事の自覚がある方は良いのですが、『大きくても履いて歩けるから問題無い』というお客様もいらっしゃいます。

窮屈な靴を履いているよりも…と。

でも実は、大きい靴は、靴の中で足が動くために、足にとっては非常に負担が大きいことがわかっています。

前に足が滑れば、結局は足先の細いところに指が突っ込みます。
小さすぎる靴を履いているのと大して代わりがないことになります。

これによって、ハイヒールを履いているのではなくとも、
ハンマートゥなどの、足の障害に繋がる可能性が高まってしまうのです。

ですから、"ジャストサイズ"をお履き頂きたい、というのがまずはパンプス選びも基本です。

ただその際、やはり幅は重要です。幅がきつすぎれば、それも足にとって大きな負担になります。でも少し幅がきついからといって、
サイズアップして、長さが長いパンプスをはくのもあまりお勧めしません。

ちょっと幅がきつい場合は、幅を調整し、長さが適切である靴をお選び頂く方が多くの場合はよいように思います。

※　勿論、お客様の足と、その靴と、個々によって大きく違います。あくまで全体としてみれば、というお話です。

まずは、 『自分の足のサイズを的確に知る』 『そのサイズのパンプスを履いてみる』 というところからスタート頂きたいと思います。

※　なお足のサイズは、ご自身では正確には測れません。 　　シューフィッターのいるお店で測って頂くことをお勧め致します。 ※　足のサイズについては、こちらもご参考に。

サイズガイドはこちら

ヒールカップのフィット感

抑える面積がどうしても小さくなるパンプスにおいては、踵を覆うヒールカップの形状やサイズは重要です。
これが緩いと踵が脱げやすくなり、とても歩きにくく疲れます。
小さいサイズのお客様は、踵の骨が小さめの方の割合が多いように感じています。
それだけに、ヒールカップのフィット感が緩く脱げやすい…と、パンプスを選ぶ際に
慎重になられている方もいらっしゃいます。

上部が少しばかり食い込むようにカーブしていると、脱げにくくなります。

かと言って、そのカーブがきつすぎても、踵に食い込み痛みの原因にもなります。
その形状のバランスと、中に入っている"月型"とよぶ芯のようなものの適度な硬さとしなり具合が履き心地に影響してきます。

最近は、その上部にスポンジが入っているものもあります。

ストラップ付パンプス

小さいサイズのお客様に、やはり多く好まれるパンプスはストラップ付き。
多くの問題を解消してくれるのは確かですね。

甲が多少は浅くても、踵まわりに多少余裕があっても・・・ストラップ付であれば、脱げる心配は防げます。
それでも、
・甲を押さえる位置
・ストラップ自体の太さ
等により、安定感や足の疲れ方は変わることがあると思います。

お足の特徴にもよりますが、
甲の一番高いところ、このあたりにストラップがかかっていると
足を蹴り出すようなときもしっかりと靴が足にくっついてくれるので
より安定感があります。

足首でストラップが一周するようなアンクルストラップなども
デザイン的には素敵なものが多いです。
ただ脱げる心配はないものの、ホールド感は多少弱くなります。

取り外しについても、
ホックが良いか、ボタンが良いか…
お客様それぞれに、扱いやすさが違うかも。

何を、どの程度求めるかによって、
ストラップの選択を考えたいところです。
もちろんストラップだけに頼らず、そもそもの型などがあっているものを
お選び頂けた方が良いと思います。

また最近は、シューズバンドをお使いになられる方も増えてきています。
デザイン的に合う合わないはあると思いますが、、緩い状態で無理に履き続けられるよりは、
バンドをお使い頂ける方が良いと思います。

甲の深さ

小さいサイズのお客様の中には、甲が薄い、という方も最近増えてきているように思います。 パンプスは甲の押さえがなんといっても大事。

見た目の良さという観点から、甲が浅い靴が増え、好まれる傾向は続いていますが、
小さいサイズの場合、余計に甲の面積が小さくなるわけで…

全体的に甲の押さえは弱くなる可能性があります。
さらに甲が薄い方は、底上げをして、甲がフィットするようにする対処など必要になってくると
思いますが、前が浅いとそれも難しさが増してきます。

実際に履いてみて調整してみて…しかありませんが、なかなか難しいところです。
小さいサイズのお客様にこそ、パンプスの甲の深さのバランス、気にしてみて頂けたらと思っています。

レディースキッド取り扱いのパンプス

小さいサイズの品揃えを増やし、いろんなお客様のご要望にお応えしたい･･･
という思いから、パンプスもかなりの種類を取り扱っていますので、
一様にこのような仕様の靴です。とは言い切れませんが、
多くは下記のような仕様のパンプスを中心に取り扱っています。

・多くが国産です。
・多くが本革です（足当りの良さ、調整に対応できる柔軟性などを考えると、特にパンプスは本革がお勧めです）
・パンプスは、足入れが重要かつフィット感の難しさがありますので、足当りとホール感のバランスを大事に
　シューフィッターが商品の選定や開発をしています。

また、当店では、

・靴が脱げやすい
・当って痛いところがある
・外反母趾がつらい
・きついけど無理して履いている
・履けない靴が沢山、下駄箱にある…

など、靴に関する悩みをお持ちの女性の為に、パーソナルフィッティングサービスを行っております。
詳しくは、こちらのページをご覧くださいませ。

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