靴の悩み相談

靴の工場に行って参りました! その1

世の中、靴の販売に携わっている人は多くいますが、
案外、靴の製造工程というのは見たことがある人
少ないと思います。

結構機会がなく、私もフルラインを見るのは初めてです。

あるご縁が出来たメーカーさんの工場に
行って参りました。

靴の製造過程を語るのに、
それなりの用語はあるわけですが、
できるだけわかりやすく書いてみますと・・・

まずはパーツを作る。

靴の場合、何が大きいといえば、当たり前ですが
革を裁断してパーツを作る
ということになります。

1つ1つの形をした金型を作り、
それを革の上に載せ、
上からプレスをかけて
パーツを抜いてゆく
という工程です。

革は1枚の革ですから…
どの向きで、どう金型を載せて
パーツをとってゆくのか、
そこに熟練の技が必要となります。

うまくやっていかないと、
使わない余りの革が沢山でてきてしまうわけで…
もったいない!
採算が合わない!
になるわけです…

今回お邪魔したメーカーさんでも、
当然この工程はあるわけで、
黙々とスムーズな手つきで職人さんが
行われていました。

まさに職人魂を感じます。

でもこちらのメーカーさんでは、
さらに一歩進んだ技術ももっていらっしゃいます。

パーツの設計をパソコンのCADソフト上で行い、
そのデータを送ると
機械がカッターで自動的にカットしてくれます!

カット前に、革のどの部分で形をとるかを指定するのですが、 その際はレーザー光で場所を可視化したり、 テクノロジーを感じます。
職人芸とテクノロジー。

両方がそれぞれの良さを活かして作業しているのが
なんとも素敵な気がしました。

いずれにせよ、
そうやって手がかかって作られている商品、
これからますます大事にしなければな…と思いました。

というわけで、最初の工程だけのご紹介ですけど…
今日はここまでに致したいと思います。

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