合わない靴の調整について

最近、靴のフィッティング調整のご要望が増えています。

最近は表だってお受けしていなかったのですが…知人や知り合い伝手等などで依頼され、
シークレットサービス？として行わせて頂く機会が増えてきました。

さて調整のご依頼というのは、端的にいうと

というご要望になるのですが、実際にそんな調整をさせて頂くときにいつも思うのは、

ということ。

そもそも、履きづらさを感じていなければ、私にそんな話は来ないはずで（笑）、
何かしら合っていない、違和感があるなど感じられているからこそのご依頼だと思いますが、それは

”購入された時から？”

”しばらく履いていたら？”

という疑問がまず最初に浮かびます。

“購入された時から”の場合は

『ちょっと痛いかもと思ったけど、可愛かったから我慢しても履きたいと思って…』

という方もいらっしゃいますし、

『店員さんがこれぴったり、と言うので…大丈夫なのかと』

という場合も。

というお話も良くお聞きします。

靴は履いているうちに、足に馴染むように変わっていきます。（特に革靴は）
ただ作りによっては不必要なまでに変形してしまうこともありますし、
それだけでなく、履き方歩き方で、良くない状態に変化し、
良くない歩き方などを助長してしまうことも珍しい話ではありません。

だから、靴選びは難しく、そして
選んだときの最初の調整、
その後、履いてしばらくしてからの再調整、
理想的にはいずれもあってしかるべきです。

（もちろん、何もしなくて問題がないことが一番良いのですけれども）

靴が足に合っていない状態を放置すると、
本当に身体全体によくない影響が出ます。従って、

”履きづらい”が一体どこから来ているのか…

それによってはより放置すべきではないのではないか、など考えさせられるのです。

先日お越しになられた方は、お持ちになったフォーマルなパンプスの

というお悩みでした。

そもそも、サイズ選び的に微妙なところだったのですが…（１サイズ上でも良かったかな、と）
指先に痛みがある部分、多少の伸ばしはしましたが、
最終的には、

踵の状態（向き）を調整するようなパッドを施すことで、
指先の痛みが大きく改善されました。

つま先なのに、踵で改善…不思議なものですね。

そんなわけで、履きづらいと感じられている靴は、そのまま履き続けず、靴の専門店にご相談頂くこと、ご自身の健康のためお勧め致します。

『どこに相談したら良いかわからない…』

という方は、弊社までご連絡頂けましたら、アドバイスさせて頂けるかもしれません。

また、弊社でのパーソナルフィッティングサービスを只今、準備中でございます。
ご希望の方がいらっしゃいましたら、
以下のサービス内容ページをご覧の上、お気軽にご一報くださいませ。

ご相談の上、調整をお受けできるかもしれません。

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